読書を無駄にしない「コアリーディング」という技術

趣味

はじめに

ふと思い立ってビジネスや自己啓発の本などを読んで、この書籍の内容を活かして自分を
変えていくぞ・・・! なんて思ったけども、読み切っただけで何かに活かすこともできず
時間とともにあんなに頑張って読み込んだ内容をついには忘れている、なんてことないですか・・・?
私はまさしくそんなことを繰り返しまくっている人生でした。
そして書店にて、たまたまめぐり合わせた本がコチラ。

www.amazon.co.jp より掲載

コアリーディングという本です。
・・・ちょいと検索をかけてみてどんな人向けのものなのかを見てみました。

『コアリーディング』は、特に時間がない人や読書が苦手な人に向けた効果的な読書法を提案しています。この方法では、無駄に多くの本を読むのではなく、1冊を深く理解し、実生活に活かすことが重視されます。著者のパク・サンベは、読書を通じて得た知識を実践に移すことが重要であると強調しており、これにより読書の質が向上し、時間を有効に使うことが可能になります。

この本は、自己啓発やビジネス書を読む際に具体的な成果を求める人に特に向いています。パク・サンベは、読書を通じて自分の人生に必要な知識や情報を得る方法を探求しており、読者が能動的に情報を収集し、活用する姿勢を促しています。これにより、単なる知識の受動的な受け取りから脱却し、実際の生活に役立つ具体的な成果を得ることが可能になります。

『コアリーディング』は、読書を通じて人生を変えたいと考えている人に特におすすめです。著者は、読書を単なる情報収集の手段としてではなく、自らの問題を解決するための「核心」を探しながら行うべきだと述べています。このアプローチにより、読者は本から得た知識を実生活に応用し、自己成長を促進することができるのです。具体的な実践例として、読書後に得た知識を日常生活や仕事にどのように活かすかを考えることが挙げられます。

まさに自分にうってつけの本だと思い、即購入してイッキ見しちゃいました。

コアリーディングとは

自らの問題解決のために本を読み、核心を3時間以内に探し、整理する方法

本書にて記載されているコアリーディングの定義です。
そして、具体的な実勢ステップが下記の4つとなります。
STEP0:解決すべき問題(ワンシング)を明確にする
STEP1:核心を探す
STEP2:核心を読み込む
STEP3:核心を整理し、実行する

STEP0:解決すべき問題(ワンシング)を明確にする

STEP0とあるようにこのステップは実際に本を手に取って読む前に実践する項目となります。
何よりもまず、自分が解決したい問題(ワンシング)を明確にしておくということです。
人生の中で直面するワンシングのパターンはおおむね3つに分類される、とも語られています。

すでに起こっている問題
→顧客のクレームや不良品の発生など
今はうまくいっているが、もっとうまくやってみたい問題
→生産性を高めたい、原価を節減したいなど
まだ起きていないが、今後どうするかという設定型の問題
→新規顧客をどう確保するか、新しいアイテムを企画したいなど

STEP1:核心を探す

ここでは本の表紙を見て、表紙を見て自分の解決すべき問題(ワンシング)に役立つものであるか
どうかを判断します。ここで重要な要素としては著者の示す「核心」ではなく自分のための「核心」であることと述べられています。
核心を探すためには自分の本を読むために使う全時間の1/6を使うことが推奨されています。
そのため、読書のための時間を3時間用意する場合は、30分を核心を探すための時間として設けることになります。
そして、核心を見つけるために有効な項目として、「プロローグ」、「目次」、「エピローグ」が挙げられています。
プロローグには、この本が誰に向けて書かれているのか、どんな内容を扱っているのかが書かれています。
目次を見ると、本の主な内容を理解し、自分が望む内容がどこにあるのかを知ることができ、読むべき箇所の優先順位をつくることができます。
エピローグには、本を書く過程で著者が感じたことや内容の全体的な振り返りがあるので自分に役に立ちそうであるかの参考になります。

STEP2:核心を読み込む

STEP1で核心として見つけた項目を読み込むフェーズです。
核心を読み込むためには自分の本を読むために使う全時間の4/6を使うことが推奨されています。
ここでも読み込むための観点としては著者が重視する核心でなく、「自分の問題解決のための糸口」であることを念頭においてください。

STEP3:核心を整理し、実行する

STEP2で得た本の内容を整理するフェーズです。
整理には残りの1/6の時間を使うことが推奨されています。
その整理の中の一つとして知識カードを活用し、自分だけの学びのデータベースを作ることが紹介されていました。
知識カードには「コアクエスチョン」「書名」「著者」「内容」「自分の考え」「タグ」を用意して
整理していくようなやり方となります。

この書籍の内容を知識カードにまとめてみた

本書を一度目を通した後に、さっそくこの書籍に対してコアリーディングを実施して知識カードにまとめてみました。

コアクエスチョンタグ
読んだ本の内容をアウトプットできるようにしたい#読書術
書名著者
コアリーディング
たった1冊読んで人生を変える読書術
パク・サンベ
内容
本を読む際に下記の4ステップを実行する
・STEP0:解決すべき問題(ワンシング)を明確にする
・STEP1:核心を探す(目安:30分)
・STEP2:核心を読み込む(目安:2時間30分)
・STEP3:核心を整理し、実行する(目安:30分)
自分の考え
著者の考えている「核心」ではなく、自分のコアクエスチョンに対する
「核心」となるものを探し出すことが重要。
その選定のために、「プロローグ」「目次」「エピローグ」を30分ほどかけて読んで
自分のために役立つかどうかを判断する。

まとめ

自分的にはかなり刺さった内容となったので、今後のレビュー記事などを作成する際は
この知識カードを使ってまとめてみようと思いました!
本だけでなく、YouTube動画のレビューなど、様々なものに使えそうだと感じました!

参考になりましたら、実際にこの書籍を手に取って読んでみて、
コアリーディングを実践してみてください!

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