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はじめに
今回は、自己啓発界隈(私の中)で話題沸騰中の『ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣』を徹底的に解説してみようと思います。
「なかなか習慣が続かない…」「もっと効率的に目標を達成したい…」
そう悩んでいるあなたにこそ、ぜひ読んでほしい一冊です。
この本は、日々の小さな変化が、いかに大きな成果を生み出すかを教えてくれます。
いい習慣を身に着けたいという思いと同じくらいに悪習を断つこともやりたいと
思っていました。
今回は良い習慣として身に着ける方法論をまとめていますが、
本書には悪い習慣は下記の法則を逆手にとって実践することで断つことができる、
ということが書かれていたので気になる方はチェックしてみてください!
なぜこの本がおすすめなのか?
「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」は、単なる精神論ではなく、
科学的な根拠に基づいた習慣形成のメカニズムを解説しています。
特に、本書では行動心理学の知見を多く取り入れており、習慣がどのように形成され、
どのように維持されるのかを、具体的な事例を交えながら解説しています。
日常生活や仕事でのパフォーマンスを向上させたい方、
小さな変化を積み重ねて大きな成果を得たいと願う方に、強くおすすめします。
この本を読めば、あなたも習慣の力を味方につけ、理想の自分へと近づくことができるでしょう。
自分が理系であるからなのか、
ものすごく理詰めに説明されているのがとても腑に落ちました!
習慣形成の4つのステップ:驚くほどシンプルで実践的!
ジェームズ・クリアーは、習慣形成のプロセスを4つのステップに分けて説明しています。
このフレームワークを理解すれば、どんな習慣も身につけやすくなるはずです。
- キュー(Cue):習慣のきっかけとなるもの
- 具体的な例:朝起きたときにコーヒーの香りがする、スマホの通知が鳴る、など
- ポイント:キューは、行動を始めるための最初のトリガーとなります。
クリアーは、このキューをいかに明確にするかが重要であると述べています。
例えば、運動を習慣化したい場合、前日に運動着を用意しておくことで、
視覚的なキューを作り出し、行動を促すことができます。
- 欲求(Craving):キューによって生まれる感情や欲望
- 具体的な例:コーヒーの香りで「温かいコーヒーを飲みたい」と感じる
- ポイント:欲求は、行動を起こすための強力な動機になります。
クリアーは、**「魅力的な習慣は、欲求を引き起こす」**と述べています。
例えば、運動を習慣化するために、目標達成後の自分を想像したり、
運動の楽しさを認識することで、欲求を高めることができます。
- 反応(Response):実際に行動に移す段階
- 具体的な例:コーヒーを淹れる、スマホでSNSを開く
- ポイント:反応は、習慣を定着させるための行動です。
クリアーは、**「行動をいかに簡単にするか」**が重要であると述べています。
例えば、運動を習慣化したい場合、ジムに行くのが面倒であれば、
自宅でできる簡単なエクササイズから始めるなど、行動のハードルを下げることが有効です。
- 報酬(Reward):行動の結果として得られる満足感
- 具体的な例:コーヒーを飲んでリラックスする、SNSで「いいね」をもらう
- ポイント:報酬は、習慣を強化する上で非常に重要です。
クリアーは、**「報酬は、行動を繰り返す理由となる」**と述べています。
例えば、運動後に健康的な食事を楽しむ、目標を達成したら自分にご褒美を与えるなど、
行動と結びつく報酬を明確にすることが、習慣を維持する鍵となります。
きっかけ→欲求→反応→報酬のサイクルで習慣が形成されている、ということを知っているかどうかで習慣が定着するかどうかを大きく左右しそうですよね・・・
習慣を活かす4つの法則:実践すれば、必ず効果が出る!
さらに、クリアーは習慣を効果的に活用するための4つの法則を提唱しています。
これらの法則を意識することで、習慣形成をよりスムーズに進めることができます。
- 明確にする(Make it Obvious)
- ポイント:キューを明確にして、行動を意識的に促しましょう。
- 具体的な例:運動着を前日に準備する、瞑想アプリをホーム画面に置く、など。
クリアーは、**「習慣の実行を妨げる要因を減らす」**ことが重要であると述べています。
- 魅力的にする(Make it Attractive)
- ポイント:習慣を楽しいものに変えて、欲求を高めましょう。
- 具体的な例:運動を友達と一緒に行う、読書をカフェでする、など。
クリアーは、**「快楽と結びついた習慣は、継続しやすい」**と述べています。
- 簡単にする(Make it Easy)
- ポイント:行動のハードルを下げて、習慣化を促進しましょう。
- 具体的な例:毎日10分だけ運動する、一日に1ページだけ本を読む、など。
クリアーは、**「抵抗を減らすことで、習慣は定着する」**と述べています。
- 満足感を与える(Make it Satisfying)
- ポイント:行動の結果に満足感を感じて、習慣を定着させましょう。
- 具体的な例:運動後にご褒美を食べる、習慣を記録して達成感を得る、など。クリアーは、**「満足感は、習慣を強化するためのフィードバックループである」**と述べています。
できる限り、習慣化させたいものはハードルを下げて、やりやすく、そしてやりがいのあるものにしていくべきだと理解しました。
逆も然りで、断ちたい悪習はハードルを上げて、やりにくくさせていくことを意識しようと思いました。
習慣は複利で伸びる!小さな変化が、人生を大きく変える
本書で最も重要な概念の一つが、「複利の法則」です。
毎日1%ずつ改善を続けると、1年後には37倍の成果が得られるという驚くべき事実。これは、習慣が時間とともに積み重なり、最初は小さな変化でも、長期的には大きな成果を生むということを示しています。クリアーは、**「小さな改善を積み重ねることで、大きな成果につながる」**と述べています。これは、日々の習慣が、長期的な成功を左右する重要な要素であることを意味しています。
環境を整え、進捗を記録せよ!
習慣形成を成功させるためには、環境を整えることも大切です。
クリアーは、**「環境が行動を形作る」**と述べています。
例えば、健康的な食事をしたいなら、家にジャンクフードを置かない。
勉強に集中したいなら、スマホを別の部屋に置く。
また、トラッキングも非常に有効です。カレンダーにチェックを入れるなどして、
自分の進捗を記録しましょう。
クリアーは、**「進捗を記録することで、モチベーションを維持しやすくなる」**と述べています。
記録を通じて達成感を得ることが、習慣を継続する上で不可欠です。
まとめ:習慣を味方につけて、理想の自分へ!
「ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣」は、習慣形成のメカニズムを理解し、実践するための具体的な手法を教えてくれる素晴らしい本です。
習慣の4つのステップと、4つの法則を理解し、実践すれば、誰でも必ず変われます!
この本は、自己改善を目指すすべての人にとって、人生を変える一冊となるでしょう。
ぜひ、あなたも習慣の力を味方につけて、理想の自分を実現してください。
自分の本書の内容を活かして、良い習慣を身に着けていこうと思います!
今は、早寝早起きし、朝に勉強する時間をとるような習慣を身に着けようとしています!
知識カードを用いたまとめ
コアクエスチョン | タグ | ||
良い習慣を身に着け、継続し 悪習を断つ方法を知りたい | #習慣 | ||
書名 | 著者 | ||
ジェームズ・クリアー式 複利で伸びる1つの習慣 | ジェームズ・クリアー | ||
内容 | |||
下記の4つのサイクルを意識して実施する。 ・きっかけを明確にして、行動を意識的に促す ・習慣自体を魅力的にして、欲求を促す ・行動のハードルを下げて、簡単に習慣として実行できるように落とし込む ・行動のフィードバックなど行い、満足感を与えるようにする ※悪習を断つ場合は上記と逆の行動をして悪習を遠ざけるようにする。 | |||
自分の考え | |||
習慣化は意思力でなく、仕組み(環境)によって形成されていく。 毎日1%ずつ改善を続けると、1年後には37倍の成果が得られる。 |
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